千葉県教員採用試験受験者が必ず見るべき4つの資料
こんにちは、ペンギン太郎です。
今回は、千葉県の公立学校の教員採用試験受験者が必ず押さえておかなければならない資料について紹介したいと思います。
その資料とは、
①新 みんなで取り組む「教育立県ちば」プラン
②平成30年度ちばっ子「学力向上」総合プラン(ファイブ・アクション)事業一覧
③初任者研修用テキスト『さわやか先生』
です。
それでは解説していきます。
①新 みんなで取り組む「教育立県ちば」プラン
千葉県の進める「3つのプロジェクト・17の施策・60の取り組み」が示されています。これが千葉県の教育政策の根幹となっているため、まずはここを抑えることが必須となります。概要版でよいので手に入れ、最低限3つのプロジェクト・17の施策は覚えるようにしましょう。(これは面接でよく聞かれるほか、過去には教職教養の問題としても出題されている。)
②平成30年度ちばっ子「学力向上」総合プラン(ファイブ・アクション)事業一覧
これは「教育立県ちば」プランを具体的にはどのようにして進めていくかを示した資料です。5つのプランと具体的な取り組みが示されています。「教育立県ちば」プランよりも具体的なのでとっつきやすいとは思います。自分の学校種にかかわる取り組みを中心に確認しておくことをお勧めします。ちなみに、この文章も過去に教職用教養の問題として出題されているので、5つのプランは少なくとも覚えましょう。
③初任者研修用テキスト『さわやか先生』
人によっては「なんで採用される前から初任者研修用のテキスト?」と思われるかもしれません。しかしながら、初任者研修用テキストは宝箱です。なぜなら、
教師としての育成方針や問題への対処の仕方、覚えておくべき法規などがこの一冊にまとまっているからです。
内容としては、教育法規、教科指導(例えば授業の進め方や指導案の書き方)、ITへの対応、道徳や総合的学習の時間の指導方法、生徒指導全般(学級経営やいじめ、体罰、暴力、自殺などの対応策)がまとめられています。
個人的な感想としては、教職教養に関しては他の市販の問題集や参考書を読むよりも、「さわやか先生」のほうが内容が詳しく、また端的にまとめられていて便利です。
また、この資料には教育委員会が理想と考える様々な対応がまとめられています。
言葉を変えれば、この資料に書いてあるようなことを着実に行っていくことを示せれば合格できるのです。
教員採用試験突破のための最重要資料なので、受かりたい人は絶対に手に入れて中身を熟読してください。
これは、教育委員会が公立学校の生徒保護者向けに千葉県の行っている教育政策をアピールするために制作しているものです。年に2回発行されます。
これまで紹介したものと比べると教職教養などには直結しませんが、カラーかつ分かりやすい文体で千葉県の特徴的な施策を紹介しているので、個人面接の際のネタに使えます。時々、学校ごとの特別な取り組みの成果なども紹介されているので、「これは使えるな」と思ったら、それを覚えておくと面接の際に具体例を出せ、「こいつは研究しているな」という印象を与えられます。
まとめ
以上が千葉県教員採用試験受験者が必ず見るべき4つの資料です。
概要版でもいいので、必ず入手し熟読しましょう。
どうしても時間がない場合には、「さわやか先生」だけでも手に入れてください。
これだけで差がつきます!